- 関数名
euc2jis EUCコードをJISコードに変換する
- 形式
unsigned int euc2jis(unsigned int euc);
- 引数
euc EUCコード
- 関数値
JISコード
- 注意事項
- 半角カナ対応のEUCコードを全角カナJISコードに変換している。
そのために、関数 hankaku2zen()
(半角カナを全角カナに変換する)が別途必要である。
- 用例(euc2jis-test.c)
- euc2jis(0xb4c1);
- プログラム(euc2jis.c)
unsigned int euc2jis(unsigned int euc)
{
unsigned int jis;
if ((euc & 0xff00) == 0x8e00)
jis = hankaku2zen(euc & 0xff);
else jis = euc & ~0x8080;
return jis;
}
- 説明
- EUCコードはUNIX上で広く使われている8ビット系漢字コード
であり、JISコードの第1バイト、第2バイトの両方に0x80を加算した
ものを使用する。さらに、ANKの半角カナ文字については、前に1バイト
(0x8e) をつけ、2バイトで半角カナ文字を表す。
一方、JISコードは7ビット系漢字コードであり、JIS規格により定め
られた日本国内の標準漢字コード(のはず)である。とくに、かな・
漢字を含めたインターネット・メールには普通、JISコードが使われ
ている。
- 関連関数
-
JISコードをSJISに変換する、
JISコードをEUCに変換する、
SJISコードをJISに変換する、
SJISコードをEUCに変換する、
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